これまで10カ月くらいブログを書いてきて、最近はブログの一記事一記事って作品だな・・と思うようになりました。ブログって、一度書けば、ずっと残りますよね。インターネットのシステムが崩壊しない限り、自分の書いた記事は、時を越えて、いろんな世代の人に読まれ、影響を与えるわけです。
というのも、私もいろんな人のブログを毎日見るのですが、もう何年もリピーターになって読み続けているブログもあります。そういうブログって、記事の一つ一つが本当に心に響いてきて、まさに『作品』なんです。
その文章の一節一節が、自分の血となり肉となり、生涯に渡って自分の人生に影響を与えながら生き続けるわけです。良書の言葉が人生に影響を与えるように。
一つの記事が面白いから、また次の記事も読んでみようと思う。一度読んだ記事でも、折に触れてまた読みたくなる。要は、自分を鼓舞する為に、その記事を何度も読みに行くわけです。そこにはブロガーが目指す一つの理想のかたちがあります。
そういう意味で、ブログを何となく書くこともあるけれど、一つ一つが『作品』であるという認識をもって、記事を書き続けていけば、いずれ光る記事をたくさん生み出せるようになると思うし、そういう気持ちを持つことが大事だと思いました。
ブログは自分自身の道標にもなる
ブログを書いていて気づいたのは、いつかの時に自分が書いた記事が、未来の自分に対しての、自分を回顧する良きツールになるということです。
人は、いつでも心穏やかでいられるわけではありません。その生活の中で、時には心が荒んでしまうこともあります。そんな時は自分が書いた過去記事を読み返すことで、心を望ましい状態にチューニングすることができます。
穏やかな気持ちで書いた記事には穏やかなエネルギーが、ワクワクして書いた記事には、情熱や好奇心が宿っています。
その記事を読み返すことで、いつでも、その時の自分が感じていた気持ちを、自分の中に呼び戻すことができるのです。
ブログって、そういう使い方もできると思います。自分以外の誰かの為に書いている部分もあるけれど、自分自身の為にもなるわけですね。
自分がこれまでの人生経験で得てきた事の中で、大事にしたいことを目に見える形で残しておくことで、自分の心の中にある、大事なものを見失わない様にすることができます。