La mia armonia

精神世界やスピリチュアリティなど、ちょっと不思議な世界をベースに、人生を前向きに生きる考え方を提案しています。起業やビジネスについても書いています。

精神世界の知恵は、結局のところ現実世界を充実させる為にある

このブログは当初、精神世界の話を前面に押し出して執筆していました。執筆者である私も、精神世界に大きく影響を受けた人間の一人でした。しかし、時を経ると人間は変わるものです。ここ最近では、精神世界の知恵を使った生き方よりも、より現実に根ざした生き方を好むようになりました。

  

もちろん、精神世界で学んだことはここぞという時に役に立っているのですが、あまりそれを前面に押し出すこともなくなりました。精神世界的な表現をすると、委ねる生き方をする前に、自分が考えて積極的に行動していくことも楽しいと思えるようになったということです。ある意味、行動することがこの世の醍醐味であると言えるからです。

 

私は20代の頃、精神世界どっぷりと浸かっていたこともあり、成功者の方々が書いた『精神世界も大事だが、地に足をつけて生きることも大事である』という考え方を見て、『ふーん、そんなものかな』と思ったものですが、今となっては、その人たちの気持ちがわかります。

 

結局のところ、何のために精神世界の知恵を学ぶかと言えば、この現実世界をよりよく生きるために学ぶわけです。そうすると、この現実世界を、地に足をつけて生きる事は、とても大事なことであることがわかります。

 

精神世界の探求をするにも、お腹が減っていてはそれどころではなくなります。生きて自分のしたいことをするために、まずはしっかりと食事を取らなくてはいけません。食べ物を手に入れるために、お金も必要です。お金は仕事をすることで手に入ります。当たり前なことですが、まずはしっかりと働いて、しっかりと稼ぐことが最初のステップです。

 

みんなが働かなくなってしまったら、食べ物を作る人も、便利な製品を作る人、様々なテクノロジーを支える人もいなくなってしまいます。まずは自分にできることを見極め、その分野で真剣に仕事をする、そして世の中に貢献することが大事だと思います。

 

精神世界や霊的な事を本格的に学びたいのであれば、それは死後の世界が学び場としては適しているわけです。私たちがこの世界に生まれてきたからにはこの世界でしかできないことがあります。それを蔑ろにする必要は無いわけです。

 

このブログのタイトルも、精神世界やスピリチュアリティという言葉を売りにしていますが、この文言をあえて省くことも考え始めています。精神世界やスピリチュアリティといった思想は、人生をよりよく生きる為の、数あるツールの1つに過ぎないと思うようになりました。

 

その思想が、自分に合っていたからこれまで多くの探求をしてきたというだけなのです。 1つの思想に偏ることは、好ましくありません。そういう意味で、書物から知識を得るにしても、いろいろな分野の書物を読むこと、そしてそれ以上に、実生活から得られる知恵を大事にすること。これらのことを心がけると良いと思います。