La mia armonia

精神世界やスピリチュアリティなど、ちょっと不思議な世界をベースに、人生を前向きに生きる考え方を提案しています。起業やビジネスについても書いています。

一隅を照らす生き方

最近『一隅(いちぐう)を照らす』生き方が自分の中で一つの理想になっています。一隅を照らすとは、『自分のいる場所や仕事が何であれ、それを誇りに思って、真心を尽くす』という意味合いの言葉です。

 

『国の宝とは、金銀財宝のことを言うのではなく、一隅を照らす生き方をする人がどれだけいるかだ』と、最澄さんが言ったということです。

 

自分の仕事を誇りに思うということは、自分の仕事を愛することであり、自分の仕事が好きであり、その道のプロになるということです。

 

仕事は本来こういう姿勢でするものだと思いますし、その結果仕事が楽しくなるのだと思います。

 

一隅を照らす生き方をするには、まず『好きな事』や『愛する仕事』を見つけることから始まると思います。

 

寝食を忘れて没頭できるようなことを見つけることが、人生において成功できるかどうかの大きなポイントになると思います。

 

兎にも角にも、『好き』を追求することが、人生を幸せに生きる為の大前提になると思います。

 

好きな事でなければ、心から楽しむことなどできないと思うからです。確かに、職種が何であれ、『人に与えることは嬉しい』のですが、心から楽しめないのであれば、長くは続きませんし、堅苦しい理屈を並べて自分を奮い立たせるのは簡単ではありません。

 

自分が今やっている仕事に100%打ち込めないのなら、その立場を欲している人が他に居ると言うことです。その人にその場所を譲り、自分は自分の輝ける場所を探し続けること(創ること)に専念することも大事だと思います。

 

ただ、人生80年生きるとして、その時間をすべて投入してはじめて、自分の愛する仕事を見つけることができるくらいかなと思っています。

 

何も今すぐに天職(ライフワーク)を見つける必要はないと思います。

 

天職が見つかったからといって、経済的に豊かになれるかどうかは分かりません。また、経済的に豊かであるかだけが、万人に共通する幸せの基準ではありません。

 

自分にとってどんな生き方が幸せだと感じられるのかは、実際の所、長い時間生きてみなければ、分からないと思います。

 

『一隅を照らす』には、『一人一人が各々の立場で光輝くことによって、やがて社会全体も明るく照らされる』という意味もあります。

 

これは、言葉の通りの意味もあるのですが、精神世界の観点で見れば、『世の中は自分の心の映し鏡である』とも捉えることができます。

 

毎日楽しく、明るく、光り輝いて生きていれば、出会う人やチャンスも、おのずと似たような人やチャンスになるということです。

 

私たちの意識が常に物事のポジティブな側面に向いていれば、目の前で起きている現実がどんなものであれ、そこから自分はポジティブな側面しか受け取らないということなんですね。

 

さてもまた、偉そうなことを書いてしまいました。

 

読んでいただいてありがとうございます。