La mia armonia

精神世界やスピリチュアリティなど、ちょっと不思議な世界をベースに、人生を前向きに生きる考え方を提案しています。起業やビジネスについても書いています。

起業に向けて行動できるかどうかに立ち場は関係ない 会社員もニートも無職も同じスタートライン

私たちは、自分一人で生計を立てている場合、基本的には毎日仕事をしなければ生活はできません。雇われている立場なら、毎日出社しなければ収入が減ってしまいます。また、仮に現在不本意な仕事をしていたとしても、次の仕事が見つからなければ、簡単に辞めることはできません。

 

将来やりたいことがある場合、仕事以外の時間で、夢に向けて行動していく必要があります。しかし、仕事で疲れて帰宅すると、体力回復の為に休む必要があり、すぐに次の日になってしまいます。朝になればまた不本意な仕事に行かなくてはいけません。

 

こんな状態では、好きな事に時間を割くことはできないし、いつまでたっても、負のスパイラルを抜け出すことはできません。

 

人は、自分に合わない仕事ほど、クタクタに疲れますし、ストレスも溜まります。仕事中、時間が過ぎるのが長く感じるばかりか、そんな過ごし方は時間の浪費になります。自分の為にも、周りの為にもなりません。せっかくの休日も、ストレス回復に費やすだけで終わってしまいます。好きな事をやろうとしたら、どこかで時間を作る必要があるのです。

 

時間を作る方法のひとつとして、仕事を辞めて家族のお世話になることがあります。いわゆるニートになるわけですが、双方の合意があり、世間体を気にしなければ、これも可能です。

 

しかしながら、ニートになったからと言って、夢の実現に向けて行動が出来るかは別です。実際私は仕事を辞めてから3年のブランクを作りましたが、その間、これといった活動はしませんでした。アルバイトもしませんでした。時間はたっぷり有っても、具体的に自分が何をやりたいのか、何が好きなのか、どんな事にワクワクするのかが分からなかったので行動が出来なかったのです。

 

とはいえ、人間には感情の波があり、それに従うのも大事だと思います。つまり、休みたいだけ休んでみることも選択肢としてはあるということです。心身のリズムに任せることによって、ベストなタイミングでやりたいことが分かってきます。誰かのお世話になることができるのなら、それも可能だと思います。

 

私の場合は3年くらいどうしても何もする気になれませんでしたが、その後生きる意欲が湧き、やりたいことが何となく見えてきました。会社を辞めた当初は起業という選択肢はありませんでしたが、3年くらいボーっとしていたら、起業したい気持ちが湧いてきました。休息の期間は本当に人それぞれであり、周りと比較して自分を卑下したり焦ったりする必要は無いと思います。

 

私のようにあまりボーっとし過ぎても何も変わりませんので、もしあなたが現在退職を考えていて、退職後に休職期間を設ける場合、期間をある程度設定してメリハリをつけるのも良いと思います。

 

ニートのように、生活の為に差し迫って働く必要が無ければ、仮にその状態で夢の実現に向けて行動を起こしていたとしても、その結果は中途半端になりかねないからです。行動しなくても生活できるので、結果が付いてこないのです。

 

そういう意味で、現在の仕事を続けようが、辞めようが、夢の実現に向けた行動はできるし、行動しなければ、いつまでもなにも変わらないということです。

 

まずは小さな一歩で良いのだと思います。普段仕事でつまらない時間を過ごしているのなら、それ以外の時間で心が躍ることをひとつ行動してみるのです。

 

将来起業したいと思っているのなら、ブログを書いてみるとか、まずは無料ブログに登録してみるだけでも良いのです。さらに、起業に関する本を買うとか、起業家のブログを見るとか、起業家が主催しているセミナーに申し込むとか・・。兎にも角にも、最初のきっかけを作らなければ、未来は創られていきません。

 

目標があれば、つまらなかった仕事にも多少張り合いが出てきます。生活の為にやるしかなかった仕事も、ただ通過点に過ぎないことが分かってきます。どうせ仕事をするなら、その仕事における経営のエッセンスを吸収しようとか、 前向きな姿勢が生まれます。

 

どうしても合わない仕事なら潔く辞めるという決断も大事です。人には向き不向きがあります。仕事を楽しむ工夫をしても、楽しくならないなら、それは自分には合っていないということです。そうでなければ、思考停止の状態で時間ばかりが過ぎてしまいます。自分で考えなければ、前には進みません。

 

現在の仕事を続けながら夢を実現するにしても、辞めて夢を実現するにしても、夢の実現に向けて、意識して考える時間を持たなければ何も変わりません。

 

さて、今回お話したかったことは、ニートだろうが、会社員だろうが、自分で考えて行動に移さない限り何も変わらないということ、立場や使える時間の多寡は関係ないということでした。

 

読んでいただいてありがとうございます。