最近、自己紹介の記事を書いていて、自分のこれまでの人生を軽く棚卸する機会がありました。
そうしたら、子供の頃好きだったことや楽しかったことが、少しだけ思い出せた気がしました。
ああ、そういえば、こんなことやっていたんだっけな・・と。
その中でも、自分が好きなことがあって、それはやっぱり『人と関わること』だとわかりました。
漠然とした『人と関わる』というテーマですが、自分の中にはそういう要素があります。
私は人見知りで口下手で、照れ屋だけれども、人と関わるのが嫌いではないのです。ただ、あまり得意ではないというだけで。
私は現在起業したいと思って活動していますが、人と関わる仕事なら、会社員でも良いのではないか・・という考えがふと頭をよぎりました。
でも会社はいろんな縛りがあるから、そういうものが苦手な自分は、組織には向かないかもしれない・・こうも思いました。
私の場合、組織で働こうが、起業しようが、仕事の内容そのものを究めるよりも、人との関わり自体が楽しいのではないか・・こうも思いました。
例えば、エンジニアになって仕事の内容を究めること自体にはワクワクを感じないのです。エンジニアとは物を究める仕事なので、人との関わりを体験することとは方向性がずれていると分かります。
仕事の内容に関してはどうでしょう。起業した方が好きな仕事を選べますね。
人と関わるという点においては、起業家も会社員も同じです。
起業したところで、人との関わりは必ず出てきます。むしろ、関わる人や関わり方を選べるという点でも、起業という形がひとつの望ましい形ではないでしょうか。
以前、会社員時代は、仕事が楽しくありませんでした。
会社はある程度利害関係になっちゃうので、どうしても余所余所しい関係になっちゃうのです。私はそういうのが苦手でした。
そういう場所では、仕事の能力によって、ますます利害関係が加速します。
仕事が出来ない人は何となく居心地が悪くなってきて、同僚と対等に話がしづらくなります。自分もその類でした。
もちろん自分が周囲に心を開けていなかったという事が大きいですけれどね。
子供の頃好きだったことをちょっと思い出してみる
さて、今日言いたかったことは、人生の棚卸をすると、自分が好きなことや、やりたいことの『エッセンス』が何となくわかってくるということです。
子供の頃のことなので忘れていることも多いですが、楽しかったことや好きだったことを思い出していると、少しずつ当時の感覚や感情が蘇ってきます。当時の感情に浸っていると、さらに別のことを思い出したりします。
子供の頃夢中になっていた遊びや玩具があれば、その遊びのどういう側面が楽しいと感じたのだろう・・と考えてみてください。
また、子供の頃好きだったことを思い出してみて、それが今の自分がやっていることと方向性が合っているかを確認してみることも大事です。
今好きだと思ってやっていることが実は頭でっかちになって好きだと勘違いしていただけかもしれないからです。その点子供の頃好きだったことには、自分が本当に好きなことのエッセンスが詰まっている可能性が高いです。
好きなことの手段ではなく本質を見極める
あとは、好きなことの手段ではなく、本質を見極めることが大事です。
私の場合だと、例えば、『人と関わること』や『新鮮さを感じること』なのですが、それを実現するための手段として、会社員や起業という選択肢があるというだけです。
手段は何でも良いと思います。その手段を通じて、自分が味わいたい感情を味わえるかどうかが大事です。
好きなことの本質が分かれば、それを実現する手段は、自分で新しく創っていくことができます。
あとは、苦手なことであっても、それが好きなら、好きなことをしたほうがいいでしょう。得意なことが好きなことでもあれば、もちろんOKです。