La mia armonia

精神世界やスピリチュアリティなど、ちょっと不思議な世界をベースに、人生を前向きに生きる考え方を提案しています。起業やビジネスについても書いています。

仕事は『知り合い』や自分とフィーリングが合う人としたほうが良い

最近アルバイトを探しながら、『これからの働き方はどうあるべきか』について自分なりに考えていました。例えば、私たちは、働く場所を探す場合、求人情報を見て応募をすると思いますが、その応募先の人は私たちにとっては知らない人です。

 

当然といえば当然ですが、私は『知らない人と働く』ことに違和感を覚えますし、あまり気が進まないので本来もっている行動力も発揮できません。もちろん、働いているうちに馴染んでくるだろうし、一緒に仕事をする人が自分とフィーリングの合う人かもしれないので、どこに応募しても問題ないと思います。でも、自分にピッタリ合う人は、今までのように知らないところにいきなり応募するやり方では見つからない気がします。

 

私は2016年に半年ほど農業(菊の栽培)のアルバイトをしたことがあります。そのアルバイトは知り合いにお願いされて始めたものです。

 

知り合いなので、変な遠慮が必要なく、最初から最後まで、仕事は非常にやりやすかったです。農業なので、仕事の内容は、肉体労働などのキツい作業もありましたが、それ以上に、気持ちが楽だったので、たまに面倒だなと思うことはあっても、『辛い』と感じることはありませんでした。

 

さらに、私が働いた農家は家族経営だったので、アットホームな感じで、企業にあるような細かな規則や他人行儀なところがなく、自由な生き方を目指す私にはとても合っていました。汗だくや泥だらけになりながら作業しつつも、時には音楽を聴いたり、お喋りしながら作業したりして。

 

細かい規則がないのは本当に楽です。例えば、私が手伝いをした農家は、勤怠管理などは一般的な会社に比べるといい加減な部分もありました。働く時間も、最初こそ、朝8時から17時までと決まっていましたが、段々とその日の気分で9時や10時に出勤するようになったりもしました。

 

もちろん、給料は働いた時間分だけしか貰いませんでしたが、それでも、クビになることなどありませんでした。基本的には、手伝える時間だけ来てくれればいいと言うスタンスでした。その代わり、出荷などの繁忙期は、昼夜問わず働き通しの時もありましたが、その辺の柔軟さも私には合っていました。

 

私自身も、ただ『規則だから』決められた時間に出社するというよりも、『この作業なら、急ぎの作業ではないから、少し遅く行っても大丈夫だなとか、この作業は人手が要るから、時間通り行こう』と言う風に自発的に考えて行動できたと思います。一般的な会社だと、そうはいきませんからね。

 

通勤には、大好きなオートバイを使うことができました。菊のハウスのある場所は砂場なので、雨天後などは、バイクが泥だらけになったり、ぬかるみで転んでしまったりしたこともありましたが、そこには笑いがありました。オンロードバイクで砂利道や泥場を走った経験により、悪路走行の良き練習にもなりました。

 

みなさんが、仕事が辛い、或いはつまらないと感じる要因は、仕事の内容が合わないこと以上に、人間関係や働き方のスタイルが合わないことの方が大きいと思います。

 

自分に合う人間関係を見つけるには、現在あなたがされている仕事以外で、人間関係を築く機会をもつことが大事です。というのも、これまでお話したように、知り合いや友達など、ある程度お互いを知っている関係の方が仕事がしやすいからです。

 

最初は遊びでもいいと思います。SNSなどで、自分の興味のある分野のコミュニティやイベントを見つけ、そこに参加してみることや、インターネットで『この人と会ってみたい!』と思える人を見つけたら、コンタクトを取ってみるなど、方法はあります。

 

最初は遊びや趣味だったものが、長い時間をかけて人間関係を続けるうちに、その人間関係がキッカケで仕事を紹介してもらえたり、依頼してもらえたりするかもしれないのです。

 

そういう意味で、いろいろな人と接点を持つこと、自分と価値観や考え方、フィーリングが合う人たちと関係を持つ事が大事であると思います。さらに、相手に自分がどんな人間かを知ってもらうために、自分をオープンにすることも大事だと思います。

 

それは、自分の考えていることや感じていることを率直にお話したり、SNSで自分の考えを発信したりすることです。自分をさらけ出すことによって、自分に合う人が残り、合わない人は去っていきます。自分をオープンにすることは、フィルタの役割も果たすのです。

 

インターネットの発展によって、働き方は大きく変わりつつあります。人材のマッチングが取り易くなってきています。皆で決まった場所で決まった時間働く必要性も無くなってきています。

 

また、インターネットを使うことにより、自分でビジネスをしたり、お店を持ったりするハードルも下がりました。これからは、無理に合わない環境で働くことは、時代にそぐわないのかもしれません。むしろ、『自分に合うことをする』ことが本来『はたらく』ということの自然の姿だと思います。

 

読んでくださってありがとうございました!