La mia armonia

精神世界やスピリチュアリティなど、ちょっと不思議な世界をベースに、人生を前向きに生きる考え方を提案しています。起業やビジネスについても書いています。

同じ時間を使ってどんな体験を創造するか

皆さんは日々の仕事からどんな意味を掬い取っているでしょうか? 仕事に対してどんな意味を与えているでしょうか?

 

同じ仕事をしたとしても、100人いれば100通りの感じ方、体験の仕方があります。おもしろいと感じる人もいれば、つまらないと感じる人もいます。

 

重要なのは、目の前の仕事に対してどんな意味を与えるのかは私たち自身が決められるということです。同じ時間を使って、どんな体験をするのかは自分次第なのです。

 

私は、単純作業がどうも合わないらしく、何時間も同じ作業を続けていると、飽きてきて、すぐに疲れてしまいます。農作業や工場の労働者の仕事は多分合わないでしょう。

 

この場合、一日8時間働いたとしても得るものはほとんどありません。強いて言えば『疲労』と『お金』くらいです。お金は貰えますが、時間を失っています。

 

8時間を使って、『つまらない体験』を創造したことになるのです。元々現実はあるがまま、状況がそこにあるだけで、私たちが体験しなければ、はじめから決まった意味は与えられていません。

 

つまり、あるがままの状況は『おもしろい時間』にもなるし、『つまらない時間』にもなるということです。

 

そんなの当たり前でしょ!と思われるかもしれませんが、どんな時間にするのかは自分で決められるのなら、すべての体験をおもしろくすることもできるはずです。目の前の仕事がどんな仕事であれ、そこから『おもしろさ』や『楽しさ』を掬い取ることは、私たちの感じ方次第では可能だと思うのです。

 

というのも、私は最近農業の単純作業をずっと続けていて、さすがに飽きてきたし、つまらないなあ・・という気持ちで仕事をしていたのですが、仕事中の表情も固いし、周囲の人にも良い印象を与えていないだろうな・・これでは人の為にも自分の為にもならず、無意味な時間になってしまうではないか・・これじゃどんな仕事をしたところで同じだよな・・と思ったのです。

 

それで、せっかく人生の時間を使って仕事をしているのだから、楽しい時間を創造するにはどうしたらいいだろうか? と考えていました。

 

もし、どんな仕事であれ、楽しい時間を創造することができたなら、これほど素晴らしいことは無いと思います。お金まで貰えて、『楽しい時間』を創造する術を学ぶことができるのです。

 

以前も書きましたが、仕事はやらされ仕事になると、途端につまらなくなります。そんな時は往々にして『与えられること』ばかりに意識が向いています。簡単に言えば、給料さえもらえればいいと思っている。自分がつまらないことや辛いことばかりに意識が向くので、余計に辛くなります。

 

人は自分のことばかり考えると辛くなるものです。自分のことばかり考えるということは、『与えてもらうこと』に意識が向いているということです。

 

それを逆にして、『与えること』に意識を向けてみると、もしかしたら仕事が楽しくなるのではないだろうか?と思ったのです。

 

挨拶をしっかりすることや、同僚のフォローをするとか、仕事が早く終わるように、同僚の手伝いをするとか、お客さんの顔を想像しながら、商品を箱詰めするとか・・そういうことを考えていると、おのずと良い仕事ができるようになります。

 

つまらないという気持ちが消えるだけで、大分疲れにくくなります。例えどんなに面倒な仕事であったとしても、それなりに誰かの役に立っているのは確かであり、自分がした仕事で誰かの生活が豊かになれば、これはとても嬉しいことだと思います。

 

肉体労働や精神的にきつい仕事などでは、そこまで考える余裕はないかもしれません。なぜなら、肉体的に疲れると、気分も沈むからです。そんな状態では良い仕事なんてできるはずがないのです。でも、だからこそ、少しずつ余裕を持てるように自分の考えを整理することも、大事だと思いました。

 

読んでいただいてありがとうございます!