La mia armonia

精神世界やスピリチュアリティなど、ちょっと不思議な世界をベースに、人生を前向きに生きる考え方を提案しています。起業やビジネスについても書いています。

自分の事ばかり考えると苦しくなる

誰かに酷い目に遭わされた場合、相手を憎むこともあると思います。また、人生でトラブルが起きた時、その状況を嘆くばかりの事もあるでしょう。でも、なぜ辛いのかを考えてみると、心が穏やかになります。

 

要は、自分がかわいいのです。こんなに酷い目に遭っている自分は被害者だと思っているのです。確かに酷い事をした相手も悪いし、悪意ではないにせよ相手に不快感が湧くこともあります。でも、相手に文句を言いたくなるのは、自分が不快な気分になったからです。

 

つまり、自分の事ばかりに意識が向いてしまっているのです。言いかえれば自己中心という事です。トラブルが起きて苦しむのは、『相手や状況が悪いから』ではなくて、『それを許せない自分』に問題があるからです。自分を苦しめている原因の多くは、実は自分なのです。

 

私は以前、人目が気になって仕方ない時期があり、生きづらさを感じていました。今思えば、自分の事ばかりに意識が向いていました。自分が好きになれないので、人生を心から楽しめませんでした。いつもどこか気持ちに余裕が持てず、周囲の人にも心を開いて接する事が出来ませんでした。

 

でも、自分を受け容れることが出来るようになると、自分がどう思われるかよりも、他人に気持ちよくなってもらおうという所に意識が向くようになりました。

 

人生では自分を試すようなトラブルが度々起きてきます。仮に受け容れられないトラブルが起きてきたとしても、トラブルばかりに意識が向くと、自己中心的になり、苦しくなります。現在の自分にもこの傾向があります。そういう時に、自分の考え方や価値観を如何に変え、幸せを見出すのかが、ポジティブに生きるポイントになります。

 

酷い事をした相手にも事情があるかもしれません。誰かに文句を付けたり、責任を押し付けたりした所で、状況が良くなるわけではありません。酷い事をされたのはもしかしたら自分に原因があったかもしれません。相手や状況を変えようとするのではなく、自分の捉え方を変える事に意識を向けると、気持ちが穏やかになります。

 

世の中には『敵』がたくさんいますが、実はその敵を創りだしているのは自分の捉え方ではないでしょうか。自分の捉え方を変えるだけで、敵の大部分は消えていくのだと思います。