La mia armonia

精神世界やスピリチュアリティなど、ちょっと不思議な世界をベースに、人生を前向きに生きる考え方を提案しています。起業やビジネスについても書いています。

恋愛という人間関係から得たギフト

私は25歳の時に、人生観を大きく揺るがされるような人物に出会い、その後もその人からポジティブな影響を受けまくっています。今日は、その関わりの中で感じたことをまとめてみたいと思います。簡単に言えば、その人のことが好きなのですが、好きという感情の内訳も、色々あります。ドキドキもするし、親しみも感じるし、憧れのようなものもあります。

 

でもそれだけではありません。自分には無い物をたくさん持っている。だからこそ、その生き方に触発されたのです。今まで出会った事のないタイプの人。すごく楽しそうな人。まるでワクワクの塊のような人。そんな印象を受けました。私が現在のように人生を前向きに生きていこうと思えるのは彼女のおかげです。あの人に出会わなければ、今の自分はない。その人を通して、『もっと自分らしく生きて良いんだよ』と見えない存在からメッセージを貰ったような気がしました。

 

自分を偽りなくオープンにすることの大事さをその人を通して教えてもらいました。同様に、その人と関わることで、自分の中にある、それまで気づかなかった感情、観念が浮き彫りになりました。最初、自分とは違う世界の人間だ・・・自分には関係ない・・そう思っていました。だけど、なぜか気になるのです。その人のエネルギーに触れていると、やはり楽しく、明るい気持ちになる自分がいたのです。それまで悩んでいたことが一気に吹き飛んで、心が高揚するような感覚を覚えるのです。そんな人に出会ったのは初めてでした。

 

また、その人のエネルギーに触れていると、心が浄化されると表現すればいいでしょうか。自分の人生に対して真剣に向き合おうという気持ちになったのを覚えています。適切な言葉が見つからないですが、ハートからこみ上げてくる強い感情があります。彼女から貰ったギフトで一番大きいのはこの『浄化の感覚』かもしれません。なぜそういう気持ちになるのか、なぜその人の事がそこまで気になるのかはよくわかりませんが、一連の感情を通して、私の意識が大きく変わったのは確かです。

 

自分が彼女からポジティブなギフトを貰ったように、彼女と関わった多くの人もまたポジティブなギフトを貰っていると思います。その人なりの役割というか、個性というか。自分もその人みたいに明るく毎日を活力に満ちて生きていけたらいいな・・とは思うけれど、自分はその人になる事はできません。

 

関わりの中で、自分には無いものに触れて、自分を卑下してしまい、自信を失う事もありました。その人から受けるパワーが強いので、湧きおこる感情の大きさも半端ではないからです。初めのうちは、そのエネルギーを、自分を卑下する方向に使ってしまい、大きな心理的ダメージも受けました。

 

でも感情の振幅がそれだけ大きかったから、逆に自分を受け容れることの大事さ、それまで自分が自分をどれだけ傷つけていたかということに気づく事が出来ました。『受け容れる事』は、精神世界の探求で得たものでもあるけれど、彼女と関わる事で得られたものでもあります。

 

人と比較して自分や他人を傷つけるのはやめましょう。色々参考になる事はあるのだけれど、自分は自分の幸せや楽しさの形を見つけていけばいいのかな・・と思います。人と比較して、あれこれ真似するのもいいのだけれども、自分は本当は何がしたいのかを探し続けることが必要です。人の目など気にしなくとも、それをやっていると心が満たされる何かを見つけることと言えばいいでしょうか。

 

かつて自分は臆病でした。でも、彼女と出会い、自分の中にあった臆病さがはっきりと姿を現し、それと向き合う事になりました。自分に自信が持てなくて、自分の事が好きになれなくて、『どうせ自分なんて』と思っているのに、片一方ではその人の事が気になって、もっと関わってみたい気持ちが湧いてくるのです。嬉しさや苦しさなど、いろんな葛藤が起こってくるのでした。臆病と言う次元を超えて、自分の中に『強さ』が生まれるのでした。『自分がどう思われるか』などという臆病な気持ちは自然と消えていきました。

 

自分ではどうしたいか、分かっていたはずなのに、長い間何も行動を起こすことが出来ませんでした。でも、ある時、色々考えた私は、意を決して、自分の思いを洗いざらい彼女に伝えたのでした。

 

臆病で繊細だった自分の中にそれだけの勇気があったのでした。そこまで自分の心を奮い立たせてくれるその人の存在は本当に大きかった。思いのたけをぶつけたからと言って、それでどうなるわけでもないけれど、いつも考えているように、人間関係で大事なことは『何を感じ、何を考えたか』。

 

であれば、その人との関わりの中で、既にいろんな思いを感じ、いろんなことを考え、前向きに変わってくる事が出来た自分がいるわけで、それで十分なのかもしれません。そのような機会を与えてもらった事に感謝して、これからも自分の出来ることをしていけばいいのだろうと思います。さて、これからの人生、どんな私らしさを表現できるだろうか。