La mia armonia

精神世界やスピリチュアリティなど、ちょっと不思議な世界をベースに、人生を前向きに生きる考え方を提案しています。起業やビジネスについても書いています。

自分にとって本当に必要な情報を見極める

皆さん、インターネットはお好きですか? 現代において、インターネットはテレビや新聞以上に私たちの生活に浸透していますね。人によっては、何となく癖でテレビを点けることがあるように、目的もなくパソコンやスマホタブレットのスイッチを入れることも多いのではないでしょうか? わたしもその一人です。

 

しかしながら、最近感じているのは、『使い方によっては、インターネットは時間の浪費になる』ということです。

 

というのも、私は普段自宅でネットに接続する時は、wifiを使っているのですが、この場合は月額料金は定額で使い放題です。私はよくyoutubeで音楽を聴くのですが、youtubeって、以前アクセスしたページが、トップページに表示されるようになっていますよね。『あなたにおすすめ』といった具合にです。

 

つまり、何となくyoutubeを開いて、何となくそのおすすめを開いてしまうことが多いのではないでしょうか。これは便利な半面、時間を浪費することにも繋がります。

 

わたしは外出時にタブレット(i pad)を使用していますが、このipadmvnosimカードを契約して月額1000円/3GBで運用しています。使用可能な容量に限りがある為、必要な時以外は極力インターネットに接続しません。動画も一度ダウンロードしたページを開いたまま、何度も試聴するという使い方をします。

 

このため外出時は、自宅でwifiに繋ぐように、何となくブラウザを開いてネットサーフィンすることがありません。youtubeも、本当に聴きたい音楽や見たい動画をよく吟味してから検索するようになりました。そうすると、そこまで見たい動画や聴きたい音楽があるわけではないことに気づいたのです。

 

結局、インターネットも、テレビと同じで、そこにあれば何となく見続けてしまう媒体であることがわかったのです。インターネットはテレビよりも能動的に情報を取得するメディアですが、自分にとって本当に必要な情報をよく見極めることが大事です。インターネット上には質の高い情報から内容の薄い情報まで、多種多様な情報が乱立しているからです。

 

テレビもインターネットも『メディア』であり、メディアは基本的に多くの人に見て(読んで)貰うために作られています。例えばテレビは面白い番組で視聴率を稼ぎ、多くの人にコマーシャルを見てもらうわけです。

 

仮にコマーシャルを見て商品を買ってくれる人が、視聴者全体の一割だったとしても、総数が多ければ、商品を買う人は増えます。スポンサーは自社の商品やサービスを買ってもらうためにテレビ局にお金を出してコマーシャルを流しているのです。

 

そうすると、おもしろくて人気のある番組は多くの人が見ているわけだから、その番組でコマーシャルを流したいと思うのは自然ですよね。

 

インターネット上のSNSも同様です。SNSの多くは、たくさんの人に読んでもらうために作られています。自分が作ったサイトの、目に着く場所に広告を設置して、その広告をクリックしてくれた人が商品やサービスを買うと、商品を売っている会社からおこぼれを貰えるという仕組みです。表示される広告も、そのページを見た人が以前アクセスした通販サイトの商品が表示される仕組みになっていますね。

 

より多くのアクセスを集めるために、私たちの興味を引きやすいタイトルや文言を使って、何度も読んでもらえるような仕組みを作るわけです。そうすると、そのメディアに書かれている情報が、本当に質の高い情報である必要はなくなります。内容の濃い記事もたくさんありますが、大多数の興味を引くネタというのは、案外どうでもいいことだったり、読みやすく、内容の薄い記事だったりするのではないでしょうか?

 

『時間は取り戻せないが、お金はいくらでも取り戻せる』と、よく言われますが、この『時間を大切にする』という考え方は、私たちの人生をより有意義にしてくれると思います。

 

そういう意味で、例えば、インターネットのデータ通信の月額使用量に制限を設け、その範囲内で、自分にとって本当に必要な情報を常に見極めて使うという環境に身を置くことは、時間を浪費しないことに一役買うような気がします。そうすることで常に考える癖も身につきます。

 

あとは、インターネットや本を通じて、その知識を受け取るだけでは、受動的であり、本当の理解には至らないと思います。その知識を自分になりに咀嚼して考えたり、考えたことをSNSでアウトプットしてみたりすることで、よりその知識が自分の内部に染み込み、知恵に変わるのだと思います。

 

知識を得ただけでは、本当の学問とはいえず、その知識を実体験で活かしてこそ、はじめて本当の学問と言えるでしょう。例え知識が無くとも、実体験から得た知恵がある方が、本当の意味で理解したと言えるからです。

 

そういう意味で、本当に質の高い情報というのは、本やインターネットの仮想空間ではなく、現実の人間関係から得られることが多いのかもしれません。

 

私自身、インターネットが大好きで、パソコンの前に何時間いても苦にならないタイプであり、自然とインターネットに割く時間は多くなります。インターネットは今後のビジネスにはほぼ必要不可欠なツールになりますのでネット好きなことは大きなアドバンテージになりますが、逆に、のめり込み方を間違えると、それは時間の浪費になります。

 

そういう意味で、好きなことにのめり込むのは良いとして、それを適切な方法で使う事、バランスを取ることが大事であると思います。