La mia armonia

精神世界やスピリチュアリティなど、ちょっと不思議な世界をベースに、人生を前向きに生きる考え方を提案しています。起業やビジネスについても書いています。

人生がつまらないと感じるのは、やりたいことがないから

人生がつまらないと感じるのには、色々な要因があると思いますが、私は一つの要因として『やりたいことがない』が挙げられると思います。例えば、仕事がつまらない場合、その仕事以外の時間で、自分の好きなことをしていないということです。

 

例えば、私は以前長野でエンジニアをしていた頃、仕事はつまらないものでした。ところが、仕事以外で、休日などに、好きなことをほとんどしていませんでした。休日にすることと言えば、インターネットとドライブと一人で家飲みくらいでした。一人ドライブや一人酒は好きでしたが、慣れてくると、新鮮さがありませんでしたし、お金も使うので、あまりいいことはありませんでした。

 

私の生活から新鮮さが失われてから長期間が経過した結果、とうとう私は仕事を辞めてしまいました。他にやりたいことがあったから辞めたのではなく、当時は明確なヴィジョンがないまま、『つまらない』というネガティブな気持ちで辞めてしまったのです。

 

たとえ仕事がつまらなくても、それ以外で熱中できる何かがあれば、それだけで人は元気になります。私の場合は、そのあたりのバランスが悪かったのです。人は、つまらない環境に埋もれてしまうと、人生に対する意欲までも失ってしまうので、意識して新しい環境に踏み出し続けることは本当に重要です。

 

今日、このタイトルで記事を書いたのは、最近、インターネットで、サイエンスやテクノロジーについて調べていたのですが、それが楽しくて仕方なく、やっぱり楽しいことは自分の気持ちを変えることが分かったからです。

 

このように、自分の好きな分野にまつわることを、生活の中に取り入れることが必要なのです。もちろん、好きなことを追求したとしても、一朝一夕でそれが仕事に繋がるわけではないので、継続が大事だと思います。

 

ちょっとインターネットで興味のある分野について調べるだけでもいいのです。それだけなら、一日10分もあれば、できます。一日10分で、昨日の自分よりも知識が少しだけ増えるわけです。それを続けていけば、1年、2年と経過するうちに、知識が増え、多角的な考え方ができるようになります。

 

考え方の選択肢が増えれば、人生の選択肢も増えます。さらに、『ワクワクする』気持ちが、新たなチャンスを引き寄せる磁石の役割を果たします。ワクワクしていれば、悶々としていた頃には思いつかなかったような良いアイディアが浮かんだりします。また、これまでの自分にはできなかった行動を起こせたりもします。

 

ワクワクする気持ちを味わうために、何をしてもよいと思います。他人にはつまらないことでも、自分がそれをすることで新鮮さを味わえるのなら、なんでもいいのです。人に迷惑をかける事はダメですが。

 

例えば、私が最近していることといえば、量子コンピュータや量子通信技術など、量子力学を応用したテクノロジーについて知識を集めることです。

 

量子力学やコンピュータ技術は本当にワクワクします。私は現在、次の仕事を探さなければいけないのですが、そんなことも忘れてしまうくらい、熱中してしまいます。

 

量子力学と精神世界はリンクする考え方もあります。例えば、量子力学では、『量子は人間が観測するまでは状態が不確定で、同時にいろんな場所に存在しているのだけれども、人間が観測した瞬間にひとつの状態に収束する』と言われますが、このことは、精神世界における『現実は自分が創っている、つまり私たちの意識が現実に影響を与えている』ことと関連があるのではないかと思います。

 

また、量子の不思議な振舞いを説明する方法の一つとして、多世界解釈という考え方があるのですが、これはパラレルワールドを肯定する考え方です。

 

私はまだ量子力学の量の字も理解できていませんが、多分、量子力学を応用した技術の数々が、近い未来に私たちの生活を一変させる気がしますので、今、興味のあるこれらの分野を学ぶことは、将来のビジネスにも繋がると思っています。難しい話もありますが、興味があるからこそ、時間をかけてでも、学びたい分野です。

 

量子コンピュータと言えば、IBMが自社の量子コンピュータを誰でも自由に使える環境をクラウドで提供しているらしいので、自分も使ってみようと考えています。もちろん使い方の説明は全部英語ですが、それを読めば量子コンピュータについて今よりも理解を深めることができるので、読んでみたいと思っています。

 

さらに、回路シミュレータや数式作成のipadアプリをダウンロードして、回路を作ったり、数式を書いたりして遊んでいます。

 

また、NASAの火星探査車キュリオシティが撮影した火星の風景を見たり、地球の美しい写真をダウンロードしたり、サイエンスやテクノロジーの素晴らしさを感じられるような音楽を聴きながら、その手のテーマを調べたりと、やっていることは些細なことです。でも、そういうことをすることによって、私のエネルギーレベルは確実に高まります。

 

宇宙の写真を見て『そういえば中学生の頃、宇宙開発に興味があったんだよな』ということを思い出したりもします。自分では宇宙開発に興味があることは分かっているのだけれども、ふとしたキッカケでそれを再認識するのです。好きなことが意識上にのぼることで、それを意識的に日常生活に取り入れるキッカケになります。

 

私たちは、自分が好きな事が何なのか、分かっていても、自分が思った以上に、それらを日常生活に取り入れていません。

 

日常的に出来るワクワクって、好きなことにちょっと触れることから始めたらいいのではないかなと思います。ひとつ夢中になれることが見つかれば、仕事中もそのことを考えちゃいますよね。そうすると、仕事で嫌なことにそれほど意識が向かなくなります。

 

大きなことでなくても、日常レベルでやりたいことなら、意外とあるのではないでしょうか? いつもと違うコーヒーやお茶の銘柄を選ぶとか、いつもと違う散歩コースを回るとか、何でもいいと思います。

 

大事なのは、ちょっとでもやりたいことを始めると、自分のやる気スイッチがオンになるということです。最初のキッカケを与えてやれば、あとは弾みがついて、人生が楽しい方向に向かっていくのだと思います。

 

これは極々自然なことですが、人生がつまらないと感じて毎日を悶々と過ごしている人(以前の私のように)にとっては、それが簡単にはできないのです。だからこそ、ちょっとずつ、意識的に変えて行くことがポイントです。

 

読んでくださってありがとうございます!