La mia armonia

精神世界やスピリチュアリティなど、ちょっと不思議な世界をベースに、人生を前向きに生きる考え方を提案しています。起業やビジネスについても書いています。

浪人や留年を否定的に捉える必要は無い 自分の道を行く

大学とは、本来、学びたい人が学びたい時に入学するものだと思います。大学に限らず、学校とはそういうものです。そう考えると、試験で入学生を選抜するのは良いとしても、何度浪人したからといってそれを否定的に捉える必要はないと思います。何度でも挑戦すればいいと思うからです。

 

否定的に捉えられるのは、大学に行く目的が、良い就職をする為、つまり、ストレートにレールを踏み外すことなく生きることになっているからではないでしょうか。しかし、そのレールは誰かが勝手に作っただけで、皆が盲目的にそれに従っているだけなのです。

 

私は15歳で高専という5年制のエンジニア養成の教育機関に入学しましたが、4年生の時、学習意欲を無くして留年してしまったことがあります。

 

当時は留年をネガティブに捉えていましたが、『学校』の本来の目的や在り方を考えていると、そこまでネガティブに捉える必要はなかったと思えてきます。

 

留年すると、4年生を2回やることになりますが、取り残した単位の数は、そこまで多くありません。その場合、時間に余裕ができます。これはポジティブなことではないでしょうか。

 

実際、当時の私は、時間に余裕が出来たおかげで、朝早く通学する必要もなく、講義と講義の間に空白の時間が多くできた為、その時間を使って、インターネットや読書などの有意義な時間を作ることができました。

 

学校が提示したカリキュラムに沿う必要はなくて、留年してでも、ゆっくり自分のペースで学びたいことを学びたい時に学ぶというスタイルがあっても全く問題ないと思います。それが本来の学びのスタイルだと思うからです。

 

こう考えると、大学などで、あえて留年して時間を作るという戦略があってもいいと思います。実際にそういう人はたくさんいますね。学費を援助してもらっているなら、話はまた変わりますが、経済的な問題が解決できるなら、ゆっくり勉強する時間を作るのは悪くありません。

 

就職も、高校や大学を卒業したタイミングでする必要もなくて、もっと勉強したければ勉強すればいいし、学生の内から働くことだってもちろんOKだし、一度就職して、何度でも辞めたり転職したりして、人生に空白の期間を設けることは、まったく問題ないと思います。

 

なぜ、そういう生き方が否定的に捉えられる世の中なのか、よくわかりません。むしろ、私が、世の中は、『失敗に寛容ではない』とか『枠から外れた生き方を良しとしない』という固定観念を持っているせいで、世の中がまるでそうであるかのように見えてしまうだけかもしれません。

 

一般的に多くの人達がする生き方をしないで、自分のスタイルで自由に生きている人はいくらでもいるからです。自分が、そういう世界を知らないだけだと思います。自由な生き方をしている人達にしてみれば、彼らの生き方はごくごく当たり前の生き方だと思っているはずです。

 

私は、高専卒業後、新卒で入社した会社(エンジニア)を6年で辞め、その後は一度も就職していません。退職後3年の空白期間もあります。その後はアルバイトをしています。将来は自分のビジネスをもつことが今のところ目標になっています。

 

起業して『自分で何かをやる』という目標があるので、正社員としてどこかの会社に勤めることは今のところ、選択肢にありません。もちろん、収入を得るため、仕事は必要ですが、正社員に固執していません。

 

それに、『正社員』という響きに何か息苦しさを感じることや、私のように、レールから外れている人間は、そもそも正社員を求めるような会社とは価値観が合わないこともあり、派遣社員やアルバイトの仕事ができれば、十分かなと思っています。現在では在宅で出来るクラウドソーシングと言う働き方もあり、最近この働き方も考えはじめています。

 

社会の枠組みというものは、私たちがそこに合わせる為にあるのではなく、もっと自由に変えてもいいものです。周りがこうだからとか、これが常識だから・・ではなく、あなたはどう考えるか? あなたはどうしたいの?だと思います。

 

もう少し本質的なことを考えると、『自分は何のために生きているのか』『この世界って一体何?』というような問いかけから始まると思います。

 

『私たちは死んだら終わりではない』と私は思っています。この考え方を採用するかどうかは人それぞれですが、人生が一度切りではないことがわかれば、この人生を無難に生きることだけが、幸せの形ではないことがわかってきます。

 

そうしてはじめて自分にとっての幸せ探しの旅が始まるのです。

 

読んでくださってありがとうございました!