La mia armonia

精神世界やスピリチュアリティなど、ちょっと不思議な世界をベースに、人生を前向きに生きる考え方を提案しています。起業やビジネスについても書いています。

自分が立つべき位置を知る

皆さん、現在の仕事や立場がご自分の本質にぴったりと合っていると感じていらっしゃいますか? 例えば、会社員なら平社員、課長、部長、社長、自営業なら、社長兼従業員、数名の従業員を抱えた社長、いくつかのビジネスを所有している、時間的にも精神的にも余裕のあるビジネスオーナーなど、世の中のいろいろな立場で必要とされる考え方や能力が、本来の自分の特質に合っているか、あるいは、自分がその立場にしっくりくると感じるかどうかということです。

 

人生の成功者になるために、自分にベストなポジションを知る事は 1つの大切なポイントになると思います。合わないポジションでがんばっても、長くは続かないし、成功への道のりは遠いからです。何より自分が全く楽しくない。

 

好きなことをしようという時に、その分野を選ぶことと同様に、その分野のどういう立場で働きたいかを選ぶことも重要です。仕事の分野は自分のやりたいことを表現する手段で、立場はやりたい事の本質に関わってきます。

 

ご自分の特質を知るために、子供の頃、どんな性格だったのかを思い出してみると良いです。例えば、どんなことで調子に乗って、どんなことが許せなかったのかなどです。大人になってからの性格は、成長過程で矯正されてしまった部分があるので、子供の頃の性格が参考になります。

 

私の場合、子供の頃は今よりもわがままな性格だったと思います。自分の意思に関係なく物事を決められたりすることが嫌でした。例えば、中学一年の頃、文化祭の演劇の出演者に自分が勝手に抜擢されたことが嫌で、ある時、他にイライラの原因が重なっていたこともありますが、演劇の練習を無断でサボったことがあります。

 

現在なら、なんだそんなことと思うような些細なことなのですが、当時の純粋な少年の心には、グサッと突き刺さるものがありました。家にも学校の先生から電話がかかってきて、『ああ、イケナイことをした』という罪悪感が芽生えたと思います。

 

他にも、部活の大会で東京に行った帰りの新幹線で、指定席の関係で、自分だけ先生と一緒に別の車両に乗らなければならなくなった時も、多分、クジかジャンケンで決まったことなのですが、ダダをこねて、結局優しい先輩が席を変わってくれたこともありました。

 

あと、高専時代には、運動会に参加しないで図書館で本を読んでいたり、スポーツ大会を途中でサボって帰ったり、結構いい加減な性格でした。笑 あと、学校の方針で受験した英語検定についてのアンケートに、『個人の自由意志ではなく、学校の都合で半強制的に受験することは、やる気が出ない』などと、文句を書いたりもしました。

 

英検の試験会場にも、自分だけ私服で、他の同級生は学校の制服ということもありました。 それから、 2年生の時に、学生証の写真を私服(パーカー姿)で撮影して提出したこともありました。母校の高専は4、5年生は私服を許可されていましたが、3年生までは制服。学生証の写真も制服姿で撮影するのが一般的でしょう。何もいわれませんでしたけれど。

 

わがままは、子供なら誰しもあることですが、やはり、どこかで型にはまるのが窮屈に感じる部分があって、それは現在の自分にも通じています。例えば当時の私としては、英検を受けるのは自分の意思であって、試験日が日曜日だったこともありますが、制服を着る必要がどこにあるのだろうと思っていました。

 

自分で言うのもなんですが、私の外見は地味な方で、あまり社交的ではありませんので、決して目立つタイプではありません。みなさんが見たら、大人しくてクールな人という印象を持つと思います。しかしながら、内面では割と型破りな所があって、人と同じは嫌だ!という気持ちが強いのです。

 

大人になっても、自分勝手な振る舞いを続けることは好ましくありませんが、自分の意思をハッキリ主張することは大事です。

 

大人になった現在は、その特質を、ポジティブな方向に活かしていくことが求められます。バシャールが説く、『統一性を持ってワクワクを実行する』という言葉が当てはまると思います。要は、他人の迷惑になる行為は本物のワクワクとは言えないと言うことです。

 

わがままな性格(自己主張が強い)は、ビジネスオーナーや社長、起業家、個人事業主にはあっていることではないでしょうか?  人に迷惑をかけるのは好ましくありませんが、肯定的な意味での『ぶれない信念』は必要です。人の意見に流されず、自分で考えて行動することです。

 

このように、ご自分の特質を肯定的に捉え、ポジティブな方向で活かす方法を考えることが、成功への第一歩では無いでしょうか。

 

起業家でもサラリーマンでも、自営業でも、なんでも良いと思います。どんな生き方にも優劣がなくて、単に、自分にとって心地よい生き方はなんなのかというだけです。

 

世間一般の幸せの定義を自分に当てはめるのではなく、自分にとっての幸せを見つけていくことこそ成功した生き方と言えるのではないでしょうか。

 

読んでいただいてありがとうございます。