La mia armonia

精神世界やスピリチュアリティなど、ちょっと不思議な世界をベースに、人生を前向きに生きる考え方を提案しています。起業やビジネスについても書いています。

いまこの瞬間に生きる 毎瞬毎瞬のわたしは別人

人生で辛いことが起きたとしても、ずっとそれを引きずっている必要はない。 

 

ある瞬間に物凄く辛い体験をすると、どうしても気持ちが落ち込んでしまいますよね。でも、その直後に、物凄く幸せな気持ちでいることはできるわけだ。

 

よく、私たちが生きているのは『いまこの瞬間だけ』と言われるけれど、このスタンスで生きると、人生が生きやすくなると思う。

 

嬉しいことも悲しいことも、体験できること自体に意味があるということ。本来、良い体験も悪い体験もなくて、良いか悪いかを決めているのは私たち自身だということ。

 

生きているのが、常にいまこの瞬間しかないとすれば、過去や未来の制約を受けなくなる。

 

仮にネガティブな過去があったとしても、それはそういう並行世界のひとつというだけで、いまこの瞬間の現実とは関連性がないから。

 

例えば、現在何らかの病気があるとして、通常はその状態がずっと続くよね。つまり、今日病気なら、明日もその病気は残っている。簡単に治癒しない病気なら、そうなる。

 

でも、今日の自分と明日の自分っていうのは、全く別の世界に生きている自分で、関連性がないらしい。

 

そうすると、今日病気だからといって、明日も病気である必要はなくなる。今日病気だったという記憶が、明日にも自動的に繰り越されているだけと捉えることができるのだ。

 

現実というのは、私たちの意識の中にある思い込みや感情や記憶を元に創られているらしい。

 

そうすると、思い込みや記憶を変えることが出来れば、現実も瞬時に変わるということになるが、実際、そうはならないね。

 

その理由のひとつは、潜在意識レベルで思い込みや記憶が書きかえられていないからだと思う。もうひとつは、この世界が連続していて、時間というモノサシが存在しているという暗黙のルールがあって、そのルールが潜在意識レベルでプログラムされているからだと思う。集合意識上での合意といってもいいかもしれない。

 

そのルールによって、通常は過去の自分が創った現実が、未来の自分へと受け継がれていく。

 

ただ、『毎瞬毎瞬の現実には連続性がない』という視点を受け入れることによって、現実の見え方がちょっと変わってくる。人生に楽観性と柔軟性が生まれるのだ。

 

これまで創り上げてきた、『わたし』という人間像に固執する必要がなくなる。

 

その瞬間瞬間で、自由に自分の振舞いを決めることができる。

 

今日はこういう私、明日はこういう私、二人の私はまったくの別人であり、どんな自分でいたいかは、自分で常に選ぶことができる。

 

バシャールの本の中で、『性格とは、その瞬間の人生に対して何を学ぼうとしているか、という姿勢に過ぎない』という言葉がある。

 

性格も、自分はこういう人間だという単なる思い込みに過ぎず、自分が『そういう人間でいることを選択している』だけなんだ。

 

『今この瞬間にしか生きていない』という視点を採用すると、人生がとっても軽くなる。

 

読んでいただいてありがとうございます。