La mia armonia

精神世界やスピリチュアリティなど、ちょっと不思議な世界をベースに、人生を前向きに生きる考え方を提案しています。起業やビジネスについても書いています。

どんな仕事でも起業に向けて参考になることはある

起業に向けて活動しながらも、生活の為に会社勤めやアルバイトをしている方はたくさんいらっしゃると思います。

 

現在の仕事が不本意であれば、『いつまでもこんなことを続けている場合じゃない』という焦りが生まれているかもしれません。仕事に対して、意味を見いだせず、生活の為だけの仕事になってしまっているパターンです。

 

私もしばしばそんな気持ちになりますので、偉そうなことは言えないのですが、ちょっと見方を変えたら、どんな仕事も学べることはたくさんあるのではないかな・・と思いました。

 

自分で起業した場合、お客さんにサービスを提供してお金を生み出す『仕組み』を自分で考える必要があります。

 

仮に自分の好きなテーマで起業することは決まっていても、そのビジネスで具体的にどう利益を生み出すかについてはまだ分からないという方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

そんな時、現在生活の為にしている仕事に目を向けてみましょう。

 

私たちが雇われて働く時、毎月きちんと給料が貰えますよね。ということは、そのビジネスには、毎月それだけの利益を生み出す仕組みが既にあるということなのです。それは既に立派なビジネスとして機能しているということです。

 

当たり前といえば当たり前ですが、現在、利益を生み出す仕組みを自分で作れないなら、仮に現在嫌々仕事をやっていたとしても、その仕事にさえ負けていることになります。

 

なぜなら、自分がいくら『つまらない』と思っていても、その仕事はきちんと利益を生み出してくれるからです。その仕組みを最初の誰かが起業して作ったということなのです。

 

雇われて働く場合、そのシステムに乗っかって、分け前を貰っているだけなのです。

 

例えば、仕事で文書を作成したとして、それが直接利益になるわけではありませんよね? その文書にお金を出して買ってくれる人はまずいません。あくまでも事業全体の一端なのです。製品を販売する仕事なら、その製品をお客さんに販売して初めて報酬が生まれます。文書作成はその事業をよりよくする為のひとつの仕事に過ぎないのです。

 

大きい会社なら、部署がたくさんあって、あまり詳しいことは分かりづらいかもしれませんが、それでも、何か製品を作っている会社であれば、その製品を一台作って売れば、いくらの利益がでるのかくらいはわかりますよね。また、必要経費がどれくらいで、純利益が一台あたりどれくらいになるのかなども、調べれば分かります。

 

そうすると、より簡単に利益を出す為に、何をしたら良いか、自分でも考えることはできます。個人がやっている仕事は事業の小さな歯車の一部ですが、事業全体に目を向けることで、自分の仕事にも、もっと良いやり方があるのではないか?などを考える視点が生まれます。

 

そうすると、プチ経営者になったような気持ちになります。経営者の視点で仕事をするということは、『当事者意識』が生まれるということです。仕事を楽しむために必要なのがこの『当事者意識』『自発的な姿勢』です。

 

仕事の大部分は単純作業や事務作業などの面倒な仕事です。ですが、その作業自体に意識をフォーカスしてしまうと、つまらなく感じてしまうことが多いのです。同じ事を何度も繰り返していると飽きるし、給料を貰えるからという『与えられる』側に回ってしまうと、途端に仕事がつまらなくなるからです。

 

でも、仕事の楽しさのひとつは、『どういう仕組みで利益を生み出すのか』や『どんなサービスを提供してお客さんの役に立とうか』などを考えることにあるのではないかな・・と思います。

 

それを考える部署ではなかったとしても、それを自発的に学ぶことはできるということです。

 

読んでいただいてありがとうございます!