皆さんは現在の仕事を飽きずに続けられていますか?
自分の好きな事を見つけるひとつのポイントとして、『飽きずに続けられるか』ということが挙げられます。
私は最近農作業のアルバイトをしていますが、仕事柄どうしても単純作業の繰り返しになる為、段々と飽きてきます。
飽きると、疲れやすくなります。疲れると頭が回らなくなります。立ち仕事であれば、足腰に疲労が溜まってきます。私の場合は特にかかとが痛くなってきて、それだけで、『ああもう嫌だ・・』という沈んだ気持ちになってしまいます。
そんな状態では時間が経つのがものすごく遅く感じます。パソコンでブログを書いている時とは時間の経ち方が確実に違うのです。
最近は夜働いているので、今日も23:00頃に仕事を終えて、オートバイで帰宅したのですが、その時ふと気付いたことがありました。
それは、自分は車やバイクの運転が好きだということです。向いているとも思います。仕事で大変疲れているのにも関わらず、オートバイのエンジン音を聴きながらバイクを走らせていると、心が元気を取り戻すのです。
『このまま新潟まで行けそうだな・・・』
バイクを走らせながら本気でそう思いました。私の地元から新潟まではおよそ300kmの距離があり、下道を使うとすれば、4~5時間はかかるでしょう。仕事でクタクタの状態にも関わらず、新潟まで行ける気力が残っていたのです。
また、最近は晴天が続いていますが、私は雨の日のオートバイも好きです。普段以上に転倒に注意する必要はありますが、晴天の日とはまた違った世界観がそこにはあるからです。そのひとつひとつが新鮮に感じられるのです。これはひとえに運転やオートバイが好きだからです。
やっぱり、人には向き不向きや好き嫌いがあって、向いている事や好きな事を素直にやればいいだけなんだ・・最近ではこう思うことが自然になってきました。
苦手なことを克服することも素晴らしいのですが、別にそうでなくてもいいのです。
私の場合は、実務的な仕事が苦手だと思います。人をまとめたり、指示したり、人から判断を仰がれる場面も苦手だと思います。頭の回転が余り良くないこともありますが、多分自分のペースで仕事ができる環境でなければ、上手くいかない気がします。あとは体力に自信がないのもありますが、身体を器用に使って仕事をすることがあまり得意でない気がします。
私の場合、意識の焦点が一般的な人とどこかずれていて、ちょっと不思議な世界に焦点が合っていることが多いので、あまり実務が出来ないのです。
私は駆け出しながらも起業家や個人事業主の看板を掲げていますので、実務もできた方が良いのですが、どちらかというと、芸術家タイプかもしれません。
でも、私たちは、結局すべての仕事を自分ひとりでこなすことなんてできっこないので、一人一人は自分の得意なことを見つけ、それだけを仕事にできる仕組みをつくるのが望ましいと思います。
皆さんの中には運転が嫌いな人や苦手な人もいらっしゃると思います。これだけで、『運転好き』がひとつの才能であることが分かると思います。
皆さんもご自分の得意なことや好きなことをいくつか挙げてみてください。好きな事は得てして長時間続けても飽きないものです。『飽きない』ことがひとつの目安なのです。
『飽きないこと』『疲れないこと』『頭の回転が鈍らないこと』などがあなたの才能を見つけるひとつのポイントではないでしょうか。
好きな事は続ければ続けるほど、疲れるばかりか、逆に『元気になる』ことです。
読んでいただいてありがとうございます!