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La mia armonia

精神世界やスピリチュアリティなど、ちょっと不思議な世界をベースに、人生を前向きに生きる考え方を提案しています。起業やビジネスについても書いています。

起業家マインドと自分の仕事という意識

起業

私は最近知り合いの菊農家でアルバイトをしていますが、その中で感じたことを皆さんとシェアしたいと思います。

 

先日、初めての出荷作業を手伝わせていただきました。作業自体は単純で、ハウスで育った菊を一本一本摘み取り、麻っぽい袋に包んで束にして、選花場に運んだ後、大きさやランク別に花を選別し、最後は段ボールに詰めて出荷するというものです。

 

しかしながら一回の出荷数が何千本単位なので、一日中同じ作業を延々と繰り返すことになります。同じ作業を繰り返していると、段々と飽きてきます。作業場にはマニアックな農業機械が並んでいて、ちょっと機械に興味のある私は、菊の花より機械がどういう仕組みで動くのかに興味が移ったりもしました。

 

その日朝8時から夕方5時まで働いても出荷作業は終わらず、社長に残業を頼まれることになりました。しかし既に単調な作業の繰り返しと前日のゼロ睡眠の疲労が溜まっていた私は、やる気のない素振りをしていたと思います。(私は基本夜型人間です)

 

しかし、社長は既に2~3日は家に帰っておらず、ほとんど寝ていないということでした。もちろんお風呂にも入っていないので汗臭いから近寄らないほうがいいよ!と言っていました。

 

この時、従業員に過ぎない私は一日働いただけでクタクタになっているのに、社長はすごい精神力だな・・自分には出来ない仕事だな・・と思ったのです。でもよく考えてみれば、それは当然のことかもしれません。ここに、起業家マインドと雇われ人マインドの違いがあると思います。

 

寝る時間もなく働いているのに続けられるのは、やはり当事者意識があるからです。自分の事業であり、自分がやりたくてやっている事業だからです。さらに、収入に直結しているからです。だから多少疲れても出来る。というか、やらざるを得ない。疲れ方が違うと言っても良いでしょう。嫌な事をして疲れるのではなく、好きな事をして疲れるということです。

 

農業って基本的に肉体労働だし、休みもほとんど無いんじゃないかなと思います。一日働けば、泥だらけになるし、汗もたくさんかく。筋肉もパンパンになる。休もうと思えばいつでも休めるけれど、そうすると作業が進まない。無計画に仕事をしていれば、肝心な稼ぎ時に収穫できず赤字になってしまいます。

 

畑も放っておけば、雑草やら虫やらが湧いてきます。畑が広く、一人では手が回らないので従業員を雇うのですが、そうすると人件費がかかる。菊の利益率は米に比べて2倍くらい高いらしいですが、それでも手間をかける割には特別儲かるわけではない印象を受けました。にも関わらず続けられるのは、好きだからという理由が大きいと思います。

 

ある時社長に『なぜ菊栽培をやろうと思ったのですか?』と質問したら、補助金の関係で有利になる部分があるからとのことで、菊が死ぬほど好きで始めたわけではないようですが、やはり自分の事業となれば、当事者意識が生まれ、自然と自発的な姿勢になるのだと思います。社長は『普通の会社が嫌。人から命令されるのが嫌』とも言っていましたので、働き方のスタイルとして自営業は合っているのだと思います。

 

仕事を楽しむ為には、やはり当事者意識が鍵になるのだと思います。普通の会社員だったとしても、当事者意識を持つか、持たないかによって、疲労の度合いも変わってきます。

 

私が以前会社員をしていた頃、よく22時まで仕事をしていましたが、その時は当事者意識が足りなかったこともあり、クタクタでした。でも、よーし今日はこれで終わりだ!と、家に帰って仕事のことを考える必要はありませんでした。

 

私が責任ある立ち場で無かったこともありますが、『やらざるを得ない』ということが無かったのです。自分がすべてやらなくても、毎月給料は入ってきたからです。しかし、個人事業主として、一人で仕事していれば、自分がすべてやらなければ給料は入ってきません。

 

サラリーマンは、余程のことが無い限り、決められた時間分出勤すれば給料が出ますが、個人事業主はそうなりません。オフィスにいようが自宅にいようが、仕事をして結果を出さなければ給料は出ません。働いた時間も関係ありません。

 

当たり前と言えば当たり前ですが、起業するには、こういう認識を改めることから始まると思います。

 

そういうことを菊の栽培を通して垣間見ることが出来たと思います。作業自体は単純でつまらないのですが、こういう観点をもつことによって、仕事から得られるものが増えてきます。

 

読んでいただいてありがとうございます。

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