先日、愛用しているデスクトップPCの筐体を開け、清掃をしました。最近ファンの音量が大きくなり、メモリ使用量も増えた為です。
久しぶりに蓋をあけてみると、CPU冷却用のファンやアルミの冷却フィンが埃まみれになっていました。
埃を吹き飛ばす為に、プラモデル塗装用のエアブラシが役に立ちました。数年前に気が逸って零戦21型のプラモデルを作ろうと道具を一式揃えたのですが、結局一度も組み立てることはありませんでした。当時買った道具や塗料も、ツールボックスの中で眠っていたのですが、こんな用途に使えることを発見しました。
ドライバーで筐体のネジを外していると、懐かしい気分になりました。数年前エンジニアをしていた頃、会社の製品をよく分解したり組み立てたりしたことを思い出したのです。
私は不器用ですが、会社で製品を幾度となく分解している内に、ドライバーや工具の使い方、どのネジや部品を外せばよいかが大体分かるようになりました。
当時の経験が、PCやオートバイを分解、改造、修理したりすることに役立っています。といっても、不器用なのですぐツメを折ったり、壊したりしますけれどね。ただ、不器用でも全く問題なくて、楽しいかどうかが大事だと思います。
PCを開けてみて、数年前に自分で取り付けた部品の数々を見ていると、ああ、機械いじりは楽しいなと感じます。
当時(2010年頃)、メモリを増設したり、SSDを導入したり、LEDの色を変えたりしました。PCショップに行って、マザーボードやグラフィックボード、SSDやBDドライブなど、自作PCの部品を眺めていると楽しかったです。当時はSSDが現在に比べて普及していなかったので、64GBで12000円位した覚えがあります。
さて、『ソース あなたの人生の源は、ワクワクすることにある』という本に、小さなワクワクを同時に実行しようという考え方がありますが、今日行ったPCの分解や清掃も『小さなワクワク』に該当すると思いました。
分解していて楽しく、やはり私は機械やコンピュータに多少なりとも関心がある事を再認識しました。
私たちの生活はある程度毎日似たような行動で構成されていますが、人生を前向きに進展させようと思ったら、その流れを変える必要があります。
その為に、一日の内5分、10分でも良いから、興味のあることに触れることが大事だと思います。
PCの清掃は時間にして20分くらいでしたが、それでも、普段とは違う感覚を味わうことができました。この『新鮮さを味わい続けること』が大事だと思います。
つまり、今ブログを書いていますが、書き終わったら、またワクワクすることを見つけ出して、小さな一歩を踏み出すことを続けるということです。朝起きた瞬間から、夜眠くなるまで、出来るだけワクワクする時間を作ろうということです。
PCを点けていると、ズルズル何時間もインターネットをしてしまいますが、その行動は私にとって然程ワクワクしません。であれば、その行動は時間の浪費になります。そういう惰性の行動をやめて、もっと心が震える体験に時間を使おうという事なのです。
読んでいただいてありがとうございます。