La mia armonia

精神世界やスピリチュアリティなど、ちょっと不思議な世界をベースに、人生を前向きに生きる考え方を提案しています。起業やビジネスについても書いています。

占いの結果

占いの面白さの一つは、自分を『型にはめてくれる事』にあると思います。例えば、数秘術では誕生日の数字からあなた独自の数字を導く事ができます。私の場合、ライフパスナンバーが11/2であり、この数字について調べてみると、大体次のような事が書かれています。

 

11や2は『感受性が強い』、『繊細』、『控えめ』、『女性的』、『霊感』・・。

 

確かに当たっています。見えたり聞こえたりはしませんが、昔から感受性が強く、恥ずかしがり屋で、控えめでした。こんなブログを書いている事自体も、11や2っぽいですね。数秘術を知るずっと前からそんな気質がありました。25歳の頃に数秘術を知った後、その数字を意識するようになりました。同時に、無意識の内にその数字に縛られていたとも思います。ライフパスナンバーの説明には、その人を『気持ち良くさせる』文言が連ねられているので、読んだ人は『へえ、そうなのかあー、自分って凄いのかなー』という気持ちになるものです。特に、『ゾロメは特別』などと言う事が書かれている場合も多いので、益々良い気分になってしまうのです。しかしそれは一歩間違えれば、エゴを増長させる事にも繋がります。

 

占いは人を型にはめる為にあるものではないからです。あなたの人生を創っているのは紛れもないあなたであり、どんな自分を演じるかは自分で決める事が出来ます。当たり前な事ですが、数秘術で、○○な性格と言われ、その通りであったとしても、それに縛られる必要はないのです。そういう気質はあるのだけれども、人生を創るのはいつも自分であり、占いの結果はあくまでも参考に留めておく程度で良いと思います。楽しいのでつい夢中になってしまいますが、バランスが大事です。

 

11や2は神経質な面があり、生きづらい数字です。そんな時、数秘の説明を見て、『そうそう!そうだよね!』と安心感を得る人も多いと思います。ただ、自分の居場所を見つけ、埋もれるだけでは勿体ないと思います。『私はこういう性格』と決めつける必要は全くないのです。人生とは、一つでも多く自分の可能性を見つける為にあるものです。今日の自分と明日の自分は全くの別人、常に新しい自分が生まれていると考えれば、毎日を新鮮に過ごす事ができます。型に嵌らないで生きた時に初めて、占いで言われているような自分の気質の『真骨頂』が出現するのかもしれません。