自分のワクワクのエッセンスが分かって来たとします。
そしてそのワクワクを行動に移したとする。
でもそこで、固定観念という壁にぶち当たって委縮してしまうこともある。
例えば、せっかくワクワクする気持ちを表現しようとした時に、他人のワクワクと自分のワクワクを比較して、『自分じゃダメだよな』とか『場違いだろうか』と感じてしまうパターンです。
相手は多分そんな事は思っていません。そう感じるのは自分の固定観念によるものです。なぜか無意識的に相手との間に壁を作ってしまっているのです。そこには、自分が優位に立ちたいという傲慢な観念があります。自分がそうだから良くわかるのです。
上手く出来なくても、楽しい気持ちを素直に表現すればいいと思います。人は、その楽しさにつられてやってくるのだと思います。
大事なのは、自分が楽しいと感じることだと思います。
私の場合、いろんな人と積極的に交流を持ち、楽しい時間を過ごせたらいいなあ・・と思うのですが、それは、現在の私にとって最も苦手とする分野。そういう事を上手にこなしている人を見て、またエゴがささやき始める。『自分じゃ不相応かな』
でも。苦手だけれども、そういう事がしたい。だったら、最初は下手でもいいから、ただやってみればいいのかもしれない。上手く行かせようとしなくても、好きでやっていればそのうち上手くもなる。大事なのは楽しいという感情を身体で味わう事なのだ。
『上手くやろう』という、どこから拾ってきたかもわからないような観念が自分の中にあるのです。その他にも人生を雁字搦めにする観念が半ばデフォルトでセットされてしまっています。
どうしてそんなつまらない観念を作ってしまうのだろう。
私たちは、現実の創り方について、間違った解釈をしてしまったのではないだろうか。
知性が働きすぎて、かえって創造の可能性を狭めてしまっているのだ。
観念を変えたら、現実もガラッと変わる。見え方も感じ方も、ガラッと変わる。
本当に、本当に、ただ、楽しく生きたい。心が震える体験がしたい。