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La mia armonia

精神世界やスピリチュアリティなど、ちょっと不思議な世界をベースに、人生を前向きに生きる考え方を提案しています。起業やビジネスについても書いています。

『自分が!自分が!』という姿勢を緩め、与え合いの姿勢をもってみる

理想の社会 生き方

何でも自分の力だけでやろうとすると、かえって物事が実現する可能性を狭めてしまう事について考えてみます。私たちが自分の力だけで得る事ができるものが果たしてどれだけあるでしょう。自分のお金、自分の家、自分の車、自分の服、自分の家族・・・。私たちの意識は元々ひとつですが、私たちは『自分』という『個』を体験したくて、分離の世界観を強く形づくってきました。

 

個人が何でも自由に出来るのは楽しいですが、個人主義が行き過ぎると、排他的な価値観が生まれ、他人や社会と分かち合う姿勢が薄れてしまいます。私たちが自分の力だけで得たと思われるものも、自分の力だけでは作れないものばかりです。なぜ全部自分の力だけで解決しようとするかというと、人の意識の根底に『怖れや不安』があるからです。自分の取り分は自分で取らないと、他人は助けてくれない。だから、自分の取り分を取ることだけで精一杯になり、他人のことまで気にかける余裕などない。いわば他者への信頼感が欠如している状態です。

 

しかし、全部自分でするよりも、みんながお互いに与え合った方がお金や富や豊かさが自然に循環していくのではないかと思います。心理的な負担も軽くなります。今までは自分のことで精一杯だったのが、お互いに与え合うようになれば、与える喜びを味わうことができるようになります。他者から奪い取るよりも、与える方が楽しいし、みんなが楽しくなると思います。お金や富を自分の所に溜めこもうとするから、エネルギーの自然な流れが阻害され、結果的に極端な格差が生まれるのだと思います。

 

溜めこもうとする根底にある観念は『怖れや不安』です。21世紀の社会は、与え合いがひとつのキーワードになると考えています。その為には、個人の心の奥底にある漠然とした『怖れや不安』を手放すことが鍵になると思います。簡単にはできないと思うので、少しずつ他者への信頼を取り戻していく事、自分の持っているものを無理のない範囲で与え合う事はできるかな・・と思います。

 

自分だけ変わっても周囲の人が変わらなければ、自分だけが損をするのではないか・・という考えも出てきますが、この世界が自分の意識を反映したものだとすると、自分がどういう気持ちでいるかが大事だと分かります。自分が損をすることばかりに意識が向くと、実際にそういう現実を体験し始めます。もちろん自己犠牲を強いてまで与える必要はありませんが、バランスが大事だと思います。

 

与え合うという姿勢が当たり前になったとすれば、自立という言葉の意味も変わってくるでしょう。無職やニートなど、現在社会的にネガティブなイメージを持たれる人たちに対する見え方も変わってくるでしょう。自立!自立!が行き過ぎると、エゴにもなりえます。自分の力で生きている私は偉くて、そうでない人たちには何となくネガティブなイメージを持ってしまう。これも固定観念です。自立していても、どれだけ自分の力が社会に役立っているかという程度の差こそあれ、皆助け合って生きていることに変わりはありません。

 

結局は自分がどこで満足するかという違いがあるだけであり、それもまたエゴです。エゴが悪いわけではありませんが、エゴが行き過ぎると、大事なことを見失います。エゴは元々『自分』という『個』を体験したくて創られた視点なので、『自分が、自分が・・』と騒ぎ立て、分離の方向に向かうのは自然な特性なのですが、現代はそれが行き過ぎて行き詰りを迎えています。

 

自分一人の力で何とかするよりも、いろんな人の力を借りた方が、やりたいことがスムーズに実現します。一人一人が出来ることをして、出来ないことはそれが出来る人にお願いすればいいだけのことです。私たちがこの世界に生まれてきたのは様々な苦楽を体験する為ですが、多くの人は幸せになりたいと思っているのではないでしょうか。だとすれば、自分の殻に閉じこもるのをやめて、ただお互いに助け合えばいいだけだとも思えてきます。物事はそんなに難しくない。難しくているのは私たち。

 

『自分の事は自分でやらなければダメ』が、自立という言葉の前提にあるとすれば、まずは自分がしっかりしようという気持ちが働き、行動を起こします。その結果、自立は出来ても、自分の事だけで精一杯になり、他人のことはどうでもよくなります。反対に、みんなの生活が、与え合うことによって保障されている社会の場合、他人に与えることは喜びになります。他人のお世話になって暮らしてはいても、自分に出来ることをして誰かに与えようという自発的な気持ちが湧いてきます。その結果、何らかの活動をして世の中に奉仕することになり、これもまた自立した生き方と言えるでしょう。

 

前者は怖れや欠乏、後者は安心や信頼がベースになって自立という形を形成しています。もちろんこれは簡略化した話なので、実際はもう少し複雑かもしれませんが、バランスが大事ということです。私は学生時代、自分の殻に閉じこもる事が多く、他人に心を開いてオープンに接することが出来ませんでした。でも、ここ数年いろんな出会いがあり、自分をオープンにすることの大事さが分かり始めました。

 

キーワードはやはり、『オープンにすること』、そして『与え合うこと』だと思います。

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