La mia armonia

精神世界やスピリチュアリティなど、ちょっと不思議な世界をベースに、人生を前向きに生きる考え方を提案しています。起業やビジネスについても書いています。

感情や心などの曖昧なものも大事

会社の業務やビジネスを進める上で、論理的な思考は必要なものですが、それが行き過ぎても好ましくありません。

 

なぜなら、人間はロボットではないので、感情に代表される曖昧な部分があるからです。

 

会社だとどうしても目に見える形で成果を出すことが重要視されます。

 

当たり前といえば当たり前なのですが、私はそういうのがあまり好きではないタイプです。

 

もちろん個人でビジネスをした場合でも、成果を出すことは必要ですが、組織で働くよりも融通が利く部分は多いはずです。現代社会では兎角『具体性』が求められますが、私は性格上もう少し曖昧さがあってもいいと思っています。

 

悩みごとや仕事上で未解決の課題があった場合、それを先輩や上司に相談すると、『では話し合いの場を設けよう』という話になって、会議で問題を聞いてもらい、アドバイスを受けるわけですが、それだと、どうもしっくりこない部分があるのです。

 

問題に対して解決策を出してくれるのは良いのですが、それが論理的な思考から生み出されるものである為に、ちょっと違和感を覚えるわけです。

 

多分相談される側も良くわかっていなくて、

『この人何言っているかわかんないな・・とりあえず話を聞く場を設定するか・・・』みたいな感じだと思います。

 

言葉だと上手く表現できないのですが、そこに欠けているものがあると思うのです。

 

それは、心の繋がりです。

 

信頼といってもいいでしょう。

 

いくら話し合いの場を設けてもらったとしても、相談する上司に心を開けていない場合、本当に言いたいことが言えないわけです。

 

だから、すっきりしない。

 

話を聞いてもらったとしても、対応が事務的なのです。

 

今あなたが抱えている問題はこうだ・・だからこう対処する・・。確かにそうなのですが、そこには相手を心から思いやる気持ちが足りていません。

 

もちろん誰に対しても思いやりの心を持つことは簡単な事ではありませんが、そういうことって大事だと思うのです。

 

また、仕事で問題があって、原因が自分にあるのは分かっていて、それに対して的確なアドバイスも貰ったとしても、失敗した原因が自分のやる気の無さにあるのだとしたら、そのことは正直には言いづらいですし、相談しても根本的な問題は解決しませんよね。

 

仕事なので、感情や心などと言っている場合ではない、それは我儘だ・・・という意見もあると思いますが、私はそういうのが嫌です。

 

人間なので誰しも感情の波があるのは自然な事ですが、業務となると有る程度ロボットに徹しなくてはいけなくなり、ストレスが溜まる要因になります。

 

個人で仕事をした場合でも100%自分のペースで仕事をするのは難しいと思いますが、組織で働くよりは、自分のペースを選ぶことができます。

 

人間には一人一人意思があるので、ずっと命令に従い続けるのはどこか不自然です。

 

会社という組織も、上からの命令に従って仕事をするという意味では軍隊と似ているかもしれません。

 

そういう意味で、組織という形態や組織に属して働くという形態が、時代に合わなくなってきているのかもしれません。

 

私はこれからの社会、もっと個人が自由な生き方をした方が、世の中が上手く回るのではないかと感じています。

 

なので、ビジネスをする際も、形式や論理を重んじることも大事ですが、同様に、心や感情といった曖昧な部分にもっと意識を向けることが大事であると考えています。