La mia armonia

精神世界やスピリチュアリティなど、ちょっと不思議な世界をベースに、人生を前向きに生きる考え方を提案しています。起業やビジネスについても書いています。

葛藤が苦しいとき

人生で何か問題が起きた時、

 

どうして自分だけこんな事が起きるのだろう?

他の人みたいに、自分も幸せに生きたいのに・・

 

と思うことがあります。

 

例えば、何か病気になったり、自分の体のパーツで気にいらない部分があったりした時、この問題さえ無ければ、毎日を楽しく生きられるのに・・・と楽しめない原因を既に起きてしまった現実の所為にしてしまいます。

 

このような葛藤を治めるために、私はいろんな事を考えます。

 

一つは、現実を楽しめないのは、起きてきた問題や体の気に入らないパーツが原因なのではなく、それを問題だと認識している自分の意識が原因なのだと言う事です。

 

二つは、人生の目的を考えた場合、順風満帆な人生だけが幸せな人生とは言えないと言う事です。

 

人はやりたいことがあって生まれてきます。

 

人によってその人生のテーマが異なります。

 

問題なく生命を全うする人生もあれば、病気や障害を抱えて苦しむ人生もあります。

 

人がこの地球だけでも何百回と生まれ変わる目的は、楽しみも苦しみもすべて体験したいからです。

 

もし、毎度順風満帆な人生の場合、学びがないので、飽きてしまうのではないでしょうか。

 

そう考えると、私たちの魂は大変真面目な存在だと思います。

 

楽しいことだけでなく、こんなにもネガティブな体験をしてまでも地球に来たいと思ったのだから。

 

何か問題にぶち当たった時、なぜ自分にだけこんな事が起るんだ・・と嘆きたくなるかもしれません。

 

そんな時は落ち込んでもいいと思います。

 

でも、いつまでも嘆いてばかりいても、問題が良くなるわけではありません。

 

どうしても苦しい時は、

 

・この人生はネガティブな事を体験する人生なのだ。

・他の人生では幸せに生きている人生もある。

・ずっと不幸が続く事はない。

・問題が起きたからこそ、それを解決する為の方法を模索するチャンスを得た。

・ネガティブな事を体験できること自体、本来の自分が望んだ幸せなことだった。

 

と言う事を自分に言い聞かせてみるといいでしょう。

 

人生で躓いた時や苦しい時、こんな風に考えてみると、気持ちが少し楽になります。

 

簡単ではありませんが、現状に抗うのではなく、受け容れるということです。

 

葛藤が激しい場合、早くこの葛藤から逃れたいと思うわけですが、まずは葛藤している自分をも受け容れてみるといいかもしれません。

 

人生の答えをすぐに見つけられなくても、悩むこと自体も価値のある体験です。

 

悩み苦しんだとしても、いろんな事を試す為に生まれて来たのだ・・という事を思い出せば、人生で起きてくることすべてに対して前向きな姿勢が持てるのではないかと思います。

 

悩んで考えてばかりいても始まりませんが、与えられた環境の中で出来ることを模索し、自分なりの幸せの形を見つけていけばいいだけなのかもしれません。

 

悩むのは、エゴのなせる技です。

 

魂の本来の目的からしたら万々歳だからです。

 

でも、そういう事が分かってはいても、エゴと本来の自分との狭間で気持ちが揺れ動く・・こんな葛藤が苦しい・・のです(笑)