エゴは今の状態を保とうとします。
エゴは変化を嫌います。
エゴはいつも良い気分に浸りたいと思っています。
人は、自分に合ったフィールドで生きる事が、幸せに生きるコツになります。
勝負をする時も、自分のフィールドで戦った方が勝率も上がります。
自分のフィールドとは、好きな事や得意な事を表現できる場です。
でも、自分のフィールドで生きるとは、そのフィールドに甘んじて保身を図ることではありません。
人は、自分には合わないエネルギーに触れたとき、自信が揺らぐ事があります。
例えば、おとなしくて一人でいるのが好きな人が、明るく活発な人のエネルギーに触れた時、自分とのギャップを感じ、委縮してしまう事があります。
その時に、それはエゴによるものか、心から本当に望んでいないのかに意識を向けてみるといいでしょう。
委縮してしまう原因が、エゴにある場合は、考え方を変える事によって感じ方を変えることができます。
エゴは傷つくのを怖れて、相手に心を開く事をためらっています。
相手を信頼できていない状態です。
自分の事ばかりに意識が向いている状態です。
相手を信頼し、心を開いていれば、自分と異質のエネルギーであったとしても、『ただ違いがあるだけ』と受け容れる事ができます。
どんな相手とも、対等に接する事ができます。
自分から心を開かなければ、相手も心を開いてはくれません。
その為に、自分の心に余裕をつくる事が必要です。
心に余裕をつくる為に、自分を愛するといいでしょう。
心に余裕をつくる為に、自分の好きな事をするといいでしょう。
自分を愛するとは、開き直ることでありません。
自分を愛するとは、幸せに条件をつけることではありません。
自分を愛するとは、『こうだったら好き』という条件をつけることでもありません。
今の自分を無条件に『受け容れる』事です。
最初から100%受け容れる事は難しいかもしれません。
まずはそんな自分も受け容れてみてください。
また、辛いことをたくさん体験して、自分を傷つけて初めて、自分を大事にしようと思えるかもしれません。
ハートをオープンにすることが出来たとき、前と同じ状況を体験したとしても、感じ方がまるで変わります。
特別な事をしなくても、毎日の些細な出来事が楽しく、微笑ましく感じられるようになります。
心に余裕が持てるので、人に対して親切に接する事ができるようになります。
心が委縮してしまうような辛い体験も、本当の自分らしく生きる為のチャンスです。