私は、自分のルーツを知りたいと思っています。
ルーツというと大きくわけて2つあると思います。一つは肉体のルーツ、もう一つは魂のルーツです。
ここでお話するのは、魂のルーツの方です。
私たちは、数百回もの過去世を持っていると言われています。厳密に言えば、時間というモノサシも人間が創り出したものみたいですので、本当は過去、未来というのは無いみたいですが、分かりやすくする為に、過去、未来という表現を使います。
この宇宙は、意識が創造した仮想空間だと言われています。
精神世界の分野では、肉体の中に意識があるのではなくて、この宇宙そのものが意識の中にあるという見方をします。これは量子力学の分野でも言われていることなので、多分真実じゃないかなと思っています。
自分の宇宙は、自分の意識が創造したものという認識をすると、ではその中の他人は実在するのか、という疑問が湧いてきます。
いろんな解釈が出来ると思います。
創造主に似せて創られた、個々の魂(私たち)があって、その一人一人が自分の意識の中で、自分の宇宙を創造して、各々ゲームを体験している。その中に出てくる他人は、その人本人ではなくて、その人を私の宇宙で映し出した影絵みたいなもの・・・。基本的に他人の宇宙に干渉することは出来ない。
または、
自分や他人というのは、意識の視点の違いに過ぎないんじゃないだろうかと言う事です。
この宇宙そのもの=意識があって、その意識には無限の側面(視点)があるという見方です。私という人間の視点、Aさん、Bさん・・という人間の視点、もう少し意識の視点を拡大して、私と言う人間の別の視点(並行世)、Aさん、Bさん・・という人間の別の視点(並行世)が無限のバリエーションとして既に存在していて、自分が意識の視点を変える事によって、たくさんの世界を体験できる・・みたいな。さらに、人間という視点だけでなく、鉱石や植物や動物、地球外生命体、惑星、宇宙そのもの・・といったように、意識の視点を拡大、縮小する事もできるのではないか・・という事です。
私たちは、個々の身体を持ち、自我を持っていますので、自分と他人が別々に存在する事が当たり前だと認識していますが、上記の見方をすると、自分と他人という視点も、創られたものでしかなく、本当は、意識は一つしかなくて、私=あなたであり、あなた=私みたいな、単なる視点の違いに過ぎないんじゃないかと言う事です。
・・・頭がこんがらがってきました(笑)。
本を読み返してみよう。もっと違う本も読んでみよう。でも頭で理解するテーマじゃないんだよな。死んだら思い出すかもしれませんね(笑)。
自我という視点は、既に作られたものです。生まれてからこれまでに形成された人格です。
自我を取り払った時に残る存在、それが私たちの本質なのだと思います。この世界の存在そのものといえばいいでしょうか。
そうすると、私は何で、他人は何で、魂とは何なのか・・さっぱりわからなくなってきます(笑)
この宇宙はわからない事だらけです。意識の視点を少し変えるだけで、これまでの認識が簡単に揺らぎます。
そもそもなぜ何かが存在していて、こんな宇宙が在るのだろうって思いませんか?
無という状態はあり得ないのではないかと思います。なぜなら、なにも無いなら、その状態を認識する事すら出来ないからです。認識出来る『なにか』が在る時点で、何らかの視点が存在している事になります。
今日は少し哲学的な話になりましたね。でも、こういう事が知りたいんだよな・・・。