好きなことを仕事にしようと思った時に、現在世の中にある職種の中に自分の好奇心を当てはめる必要はないと思います。
私の場合だと、心や意識に関するテーマが好きなので、現在世の中にある職種をいくつか挙げると、カウンセラー、セラピスト、精神科医、臨床心理士、代替医療のお医者さん、占い師、心理学者、哲学者、コンサルタント、お花屋さん・・・が当てはまるのではないかと思うのですが、その中から選ぶ必要はないんです。
世の中にある職種は、これまでの人たちが作ってきた職種であって、自分にぴったりの働き方ではないからです。
職業名という肩書に囚われず、もっと自由に好きなことを表現してもいいんじゃないかと思っています。
私の場合、この人生で一番興味があるのが、『どう生きるか』というテーマで、その為のツールとして、精神世界や自己啓発等に興味があります。また、それ以外にも興味の対象はたくさんあります。
例えばサイエンスやテクノロジー、機械、鉄道、オートバイ、自動車、飛行機、コンピュータ、量子力学、音楽、旅、お酒、社会の在り方、教育、人と関わる事・・・などです。
好きなことが他人と共通している事も有りますが、すべて趣味が合う人はかなり少ないと思います。
そういう意味で、自分が好きな事というのは、自分というオリジナリティを表現する絶好のツールでもあります。
好きなことをビジネスに生かそうとした時、そのエッセンスをすべて盛り込んで、要はごちゃまぜにすることで、さらに自分だけの価値を提供する事ができます。
自分が楽しいと感じることを提供できて、それを喜んでお客さんに受け取って貰えば、これほど楽しい生き方はありません。
これまでのように、学校を卒業して、会社に就職して、ずっと同じ仕事を続けていこうというスタイルも有りですが、そうでなくてもいいと思います。
何となく生きていると、世間一般の生き方が当たり前な生き方だと錯覚してしまうのですが、世の中にはまだまだ自分が知らない世界がたくさんあります。
今住んでいる地域での常識も、日本全体で見たら、マイノリティになるかもしれませんし、日本における常識も、違う国に行けば、全く通用しなかったりします。
私たちが『当たり前』だと思っていることは、単に、無数にある考え方や視点の一つに過ぎないのだという事に気づきます。
これまでの社会は、安定した生活を構築する為に発展してきました。
これからの社会はその基盤をベースにして、『楽しく生きる生活』を構築する方向に進んでいきます。
このような不安定な時代に生まれて来たのは、意味があると思います。
停滞した社会を新しいものに変えたい、自分らしい新しいライフスタイルを表現したいと思ったからこそ、あえてこんな時代を選んだような気がします。
そういう意味で、現代は大変エキサイティングな時代です。